回避方法

ここでは、回避方法のある Collage Siteの既知の問題について説明します。

一般

  1. 現在プロジェクトの画面において、右側パネルが完全に開かない場合がある
    回避方法: 現在のプロジェクトを一旦閉じて、同じプロジェクトを開き直してください。

  2. 現在プロジェクトの画面において、右側パネルをピンチアウト(2本の指の間隔を広げる)操作により拡大できる
    回避方法: 誤って右側パネルを拡大してしまった場合、右側パネル上をタップしフォーカスを当てた状態で、ピンチイン(2本の指でつまむ)操作により縮小してください。また2D/3Dビュー上のデータを拡大・縮小したい場合は、一度2D/3Dビュー上をタップしてフォーカスを当てた状態でピンチイン、ピンチアウトの操作を行ってください。

  3. Collage Siteを起動すると認証エラーが発生します。
    回避方法: セキュリティとファイアウォールの設定がコラージュサイトの動作を許可するように設定されていることを確認し、DNSトンネリングを無効にしてデバイスを再起動します。

機器接続

  1. スキャナ―機器との無線接続に失敗する
    GTL向け回避策: タブレットデバイスの Windows Bluetooth 設定に移動します。 Bluetooth接続によりペアリングされているGTL機器を選択し「デバイスを削除」を行います。GTL とタブレットデバイスを再起動し、Bluetooth接続設定にてペアリングを再び行い、Collage Site上にて接続を行います。

    GLS向け回避策: GLSの電源をオフにして、タブレットデバイスを再起動します。GLSの電源をオンにし、GLSと正常にWiFi接続した後、Collage Site上にて接続を行います。

  2. GTL使用時に機器接続などのエラーが継続的に発生する
    回避策: GTLのマニュアルをご参照の上、ウォームブートを実行してください。問題が解決しない場合は、コールドブートを実行してください。問題が解決しない場合は、サポートにお問い合わせください。

データ読込

  1. ホームメニューのレイヤーページからDXFファイルを読み込んで作成したレイヤーを現在のプロジェクトに追加した場合、DXFデータの日本語表記のラベルが正しく表示されない
    回避方法: DXFデータをプロジェクトに読み込む場合は、右側パネルのワークフロータブにある「参照データの読込」をご利用ください。また日本語表記のラベル対応については、今後のバージョンにてサポートされる計画です。

  2. 点群もしくは参照データの読込ダイアログにおいて、LAS形式の点群ファイルをドラッグアンドドロップした場合、ファイル形式を自動で認識されない場合がある
    回避方法: ドラッグアンドドロップする前にダイアログ上で正しいデータ形式を指定してください。

  3. 現況モデルのジオメトリデータをCollage Siteに読み込めるが、基準点やスキャンデータと一致しない。
    回避方法: 読み込むジオメトリデータの座標系や距離単位を確認してください。

器械設置

  1. ターゲット計測画面を閉じて器械設置の設定画面に戻ると、機器との接続が切れる場合がある
    回避方法: 画面左上の機器との接続ステータスを確認し、切断されている場合は再接続を行ってください。この問題が解決しない場合はCollage Siteを再起動してください。

  2. 器械点後視点法の設定画面においてターゲット計測ボタンが非表示になる場合がある
    回避方法: 画面左上の機器との接続ステータスを確認し、切断されている場合は再接続を行ってください。ターゲット計測ボタンは機器との接続が安定している場合にのみ表示されます。

  3. ターゲット計測画面で画像上をタップすると、「コマンドがタイムアウトしました」 のエラーが表示される場合がある
    回避方法: 画面左上の機器との接続ステータスを確認し、切断されている場合は再接続を行ってください。

  4. 後方交会法の設定画面において、「器械点をポイントリストへ追加」オプションを有効にすると、その下側にある参照点の選択用ユーザーインターフェイスの表示高が狭くなり見えにくく操作しにくい
    回避方法: Windowsの画面設定よりスケールを最小(100%)にすることで、ユーザーインターフェイスの視認性および操作性が改善されます。

データ取得

  1. フルドームスキャンを実行しようとすると、「E572」エラーコードが発生する
    回避方法: このエラーは通常、大きな振動が発生しスキャナ―機器のモーターが正常に動作しない場合に発生します。三脚や整準台のネジが緩んでいないこと、または、スキャナーが三脚にしっかりと固定されていることを確認してください。それでも、このエラーメッセージが表示される場合は、傾き補正をオフにすることで、この問題を回避できます。

  2. ステーションを作成しようとすると、「ディレクトリが見つかりません」のエラーが表示される
    回避方法: GTL/GLS ユーザーマニュアルに記載されている手順を使用して、SD カードを再フォーマットします。 それでも問題が解決しない場合は、新しい SD カードが必要になる可能性があります。 現在、少なくとも転送速度が60MB/sのSanDisk 32GB Ultra SDHC UHS-I メモリーカードをお勧めします。

  3. 範囲設定スキャンを実行しようとすると、「プレビュー画像が見つかりません」のエラー表示される
    回避方法: このエラーは、範囲設定スキャンの赤枠の隅がレンズの端に近いために発生します。この問題を回避するためには、範囲設定スキャンの赤枠の隅をレンズの端から離すように設定してください。

リンク

  1. 点群マッチングの処理をキャンセルした場合に、プログレスバーが表示され続ける
    回避方法: 右側パネルのプログレスバーの上部に表示される × ボタンより、処理をキャンセルするようにしてください。